従来の集団認知行動療法の目的が、クライエントの問題行動の行動変容にあるとすれば、行動形成法の目的とは、「気分」の転換にあります。行動形成法における「中くらいの池」(出来るはずなのに、何故か一日延ばし)は、行動変容の真のターゲットではありません。「中くらいの池」は、「自己効力感が成立しながら、遂行行動が抑制されている」問題解決場面なのです。そこに適切な他者のサポートがあれば、「気分」が変わって、抑制されていた能動性が立ち上がるのです。行動形成法は「気分転換」を目指すグループ・アプローチで、理論的には、関係フレーム理論における脱フュージョン方略を目的とした集団認知行動療法と位置づけられます。
時間 | 4月1日(日)10:00〜16:00 |
---|---|
場所 | 盛岡 |
会場 | 盛岡劇場河南公民館 3階 視聴覚室 |
課程 | 基礎 |
科目 | 実習 |
単位 | 5単位 |
参加費 | ¥5,000 |
研修開催日の1週間前までにお申込・お振込をお願い致します。
定員に達し次第締め切りますので、お早めにお申込ください。