ハラスメントとは、「自己の優位な立場を利用して、対象となる相手に自分の無自覚な不安を外在化し、葛藤発散の道具として使用すること」です。加害者の「不安の外在化」(認知的フュージョン)とは、その者が過去に必要とするサポートを適切に得られず、断念した目的・欲求・欲望を、対象となる相手を支配することで、強制的に自己の「効力予期」の資源として利用する一連の行動です。対象と状況によって、セクハラ(性的迫害)、パワハラ(権力者の迫害)、マタハラ(妊産婦への迫害)、アカハラ(学術指導者からの迫害)、などが有る(以上、ケア・カウンセリングの定義)。
今回は、単なる現象面での記述にとどまらず、心理的構造面からの分析を通して、ハラスメントが人間の共同体感覚の病理であることに言及します。
時間 | 3月11日(日)10:00〜16:00 |
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場所 | 東京 |
会場 | 池袋「がんばれ!子供村」 |
課程 | 基礎 |
科目 | 選択 |
単位 | 8単位 |
参加費 | ¥8,000 |
研修開催日の1週間前までにお申込・お振込をお願い致します。
定員に達し次第締め切りますので、お早めにお申込ください。