従来の集団認知行動療法の目的が、クライエントの客観的な問題行動の行動変容であるとすれば、行動形成法の目的は、主観的な「気分」の転換に求められます。
行動形成法における「中くらいの池」(出来るはずなのに、何故か一日延ばし)は、事例提供者の「見かけ上の行動変容のターゲット」を手掛かりに、「自己効力感が成立しながら、遂行行動が抑制されている」回避行動を修正することが目的です。そこに適切な他者のサポートがあれば、「気分」が変わって、抑制されていた自己効力感が立ち上がります。
行動形成法は、事例提供者はもちろん、グループに参加した全員の「気分転換」(セルフ・エンゲージメントの再構築)を図ることがその真のターゲットなのです。
時間 | 2月10日(土)13:00〜17:00 |
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場所 | 名古屋 |
会場 | 貸会議室名古屋 さかえビル6階 |
課程 | 基礎 |
科目 | 実習 |
単位 | 5単位 |
参加費 | ¥5,000 |
研修開催日の1週間前までにお申込・お振込をお願い致します。
定員に達し次第締め切りますので、お早めにお申込ください。